先の大戦で沖縄並びに航空戦に散華された先輩、同僚、また運命を共にした航空機材の冥福を祈ります。 沖縄翼友会
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令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業

今年の慰霊祭の前に恒例の清掃活動を行いました。去った5月に航空自衛隊那覇基地・与座岳分屯基地の方々と周辺の草刈りや、繁りに繁った木の枝で慰霊碑から見る海の景色がまったく陰に隠れてしまったいのを、命綱(必須)や高枝ノコギリで伐採していただきました。毎月航空自衛隊与座岳分屯基地の方々に清掃して頂いていますが、慰霊祭をまえに気がかりだった最後の木もこの日伐採できました。空華之塔の塗装も那覇基地の方々に応援を頼み鮮やかな白に塗っていただきました。気温は30度と少し暑かったですが、清々しい快晴の中での作業でした。ご参加いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
(当会 会長 根路銘)

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業の参加者1 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業の参加者2

清掃参加者

航空自衛隊那覇基地から4名。

航空自衛隊与座岳分屯基地司令・隊員の方々と連合准曹会与座岳支部准曹会の方々11名

沖縄翼友会 根路銘会長、島袋事務局長、事務局長の息子さん、宮野。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業①

あら!根路銘会長が9時前より一人で待っていました!

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業①-2 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業①-3

清掃作業参加のお礼と作業の段取りの説明

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業③

清掃作業開始前に各慰霊碑に黙祷

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業④

清掃作業開始。開始前に伐採する木々に挨拶とお詫び、作業の安全を願いお神酒をしました。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑤ 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑥

分担作業で効率よく進みます。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑦

伐採した枝など集めて持ち帰ります。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑧ 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑧

まだ伐採されずに残っていた木々を切ります。此処が難関の崖側で、フェンスの外にあります。命綱を装着しフェンスを越えての作業。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑨

崖側の先にある木を切るため懸命に手を伸ばしています。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑩

なんと!見事に海が見えます。すばらしい景色になりました。英霊の方々にも喜んでもらえると思います。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑪

同時並行に空華之塔の剥げかかったペンキ落としと新しく白ペンキを塗っていきます。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑫

この日は例年になく暑かったです。みんな汗だくです。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑬ 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑭

どんどん真っ白になっていきます。青空に映えます。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑮

完成しました!お見事!

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑯

国旗掲揚台も真っ白に。完成しました!

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑰ 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業⑱

清掃作業も無事終了。これで今年も先の大戦の航空関係者で戦没された方々、また長年慰霊祭を執り行なわれてきた諸先輩も、慰霊碑から海の景色が見られるようになり喜んでおられることでしょう。

令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業の参加者1 令和6年10月慰霊碑周辺の清掃と慰霊碑塗装作業の参加者2

お疲れさまでした。

空華之塔(くげのとう)について

太平洋戦争は沖縄を天王山として終結しました。例え悲しい敗戦に終わったとは申せ、地球の半ばを覆う広大な戦域を舞台として優秀な連合軍の空軍を対手に戦い抜いた我が航空勢の健闘は国民は申すに及ばず世界の人々の・・・>>>つづき空華之塔 Okinawa yoluyukai

アクセス

沖縄県平和祈念公園内に空華之塔はあります。那覇から平和記念公園は約22kmあります。沖縄本島の最南部糸満市摩文仁ありバス、タクシーもご利用できます。・・・>>>つづき案内地図 Okinawa yoluyukai

沖縄航空史

琉球王「尚 穆」(しょうぼく)の時代36年の頃、首里士族で花火師の安里周当(あさとしゅうとう)が凧(たこ)用の飛翔体で、南風原村(はえばるそん)字津嘉山(あざつかざん)部落の自宅および付近の山野で飛行したとの逸話伝説あり。・・・>>>つづき飛び安里Photo:南風原町観光サイト
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寄付について

戦後70年が過ぎ会員の高齢化と会員数の減少に伴い、維持管理の費用もそれぞれが持ち出しという状況になっています。先の大戦で勇敢に戦った英霊の功績を後生に残したい思いでなんとか維持しいるのが現状と申せましょう。航空関係者のみならず多くの日本の方々に心よりご支援の程御願い申し上げます。 Okinawa yoluyukai